「ははは、私は人間だよ。こわがらなくても、だいじょうぶ。シードロは、友達なんだ。シードロを見るのは、はじめてかい?」
ケイタとサクラは、こくりとうなずきました。 「シードロは、自然を大切にしようと思う心から生まれる妖怪なんだ。むかしは、どこにでもいたんだが、今は、そういう気持ちを忘れてしまった人が多いから、シードロも生まれてこなくなったんだよ」 おじさんは、かなしそうに言いながら、ドロをこねはじめました。 |
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