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地みどり生活
「地みどりって、なに?」
  • 雑木林
  • 屋敷森
  • 田んぼ
  • 里山
  • 原っぱ
  • 公園の木々
など、その地域に住んでいる人々に愛されているみどりのことです。


自分の住んでいる場所に、「地みどり」をふやしたい。
人と自然も、一緒に暮らせる「まち」をつくりたい。
そのために、どうしたらよいのでしょうか?
(NPOバースのHPより引用)
「生活の中の "地みどり"」

「シードロ」の絵本制作のお話をいただいて初めて、みどりをふやそうと活動している人たちがいることを知りました。「地みどり」という言葉も、NPOバースの方々が考えたものです。絵本の作成を通して、

  • いつも通っている道の、みどりに目が行くようになりました。
  • みどりのある場所に、敏感になりました。
  • そして、みどりは、確実に減っていってるんだと気がつきました。

みどりを、増やしたいと思いました。

でも自分には、なにができるのか?

シードロを作って庭に埋めて、「はい、それで終わり」じゃない。
毎日、続けなくては意味がない。
だけど楽しくなければ、続かない。

義務感で始めたことや、人に押し付けられたことなんて長続きしない。
「めんどうくさいな」なんて言いながら、みどりに水をやっても楽しくない。
みどりにだって、その気持ちは伝わってしまう。

そう、まずは自分が楽しめることから始めよう!
「みどりの存在を "意識する"」

まず、目を閉じて考えます。

  • 家の近くの、みどりゆたかな場所を思い浮かべてみよう。
  • 今の季節に咲き始める花の名前を3つあげてみよう。
  • 今が旬の野菜の名前を3つあげてみよう。

みなさんは、すぐに思い浮かべられましたか?
時間に追われる毎日の中で、見過ごしていることに目を向けてることから始めてみたいと思いました。

会社の近くの公園
椿
「みどりを "目"で楽しむ」

みどりを見ていると、ホッと心が落ち着きます。
色は、人間の感情に大きく影響します。
たとえば赤色を見ていると、気分が高揚し、攻撃的な気持ちになります。その反対色であるみどり色には、

気持ちをリラックスさせる効果があります。

目が疲れた時、木々や芝生を見ていたら、目がすっきりしたなんてことはありませんか? それも、みどり色の力です。

庭やベランダ、机の上など、いつも目にする場所に、小さな鉢植えを置いてみる。

みどり豊かな公園へ出かけてみる。

普段、足早に通り過ぎてしまっている公園で、ちょっと立ち止まって木々を見上げてみたら、

そこには、なにがいるんだろう?
なにが、見えるんだろう?
すこしだけ意識を、みどりにむけてみよう。
「みどりを "手"で楽しむ」

スペインのサグラダ・ファミリアなどで有名な建築家ガウディは、「自然の中にある形が一番美しい」と言って、木や植物などの形からインスピレーションを得て、たくさんのユニークな建築物を設計しました。

画家や建築家など作り手が、一枚の葉、一本の小枝、小さな石ころなど自然の形から、素晴らしいものを生み出したというのは、よく聞く話です。

サグラダ・ファミリアサグラダ・ファミリアサグラダ・ファミリア


葉っぱを一枚、手にとって、近くでよ〜く見てください。
その葉脈の細かさ、曲線の美しさに目を凝らしてみると、

小さな葉っぱの中に広がる、広大な世界が見えるかもしれません。

そんなふうに自然を観察し、枝や葉っぱ、木の実を使って小物を作ったら、意外な大作が生まれるかもしれません。

東京大自然塾をごぞんじですか?

東京都では、東京の自然と森林を守るため2002年から東京の各地で「大自然塾」というプログラムを実施しています。そのなかでNPOバースが講師として参画している「都立水元公園での大自然塾」では、小学生や未就学児を対象に自然を観察し、触れあい、表現するという環境教育プログラムがあります。

私も先日、参加させていただきましたが、自然の中でこどもたちが、どんどんすばらしい形を見つけ出していく姿に驚きつつ、自然のなかにあるたくさんの可能性を見せられた気がしました。

大自然塾でこどもたちが作った森の妖怪大自然塾でこどもたちが作った森の妖怪大自然塾でこどもたちが作った森の妖怪
(大自然塾でこどもたちが木の実や枝、葉っぱなどを使って作った森の妖怪)
「みどりを "耳"で楽しむ」

木立の中に立って、耳を澄ませる。

木の葉のざわめき。
小鳥のさえずり。
雨の日には、雨だれの音。

虫たちのおしゃべりも、聞こえてくるかもしれません。

こんな時間をすごしたこと、
最近、ありますか?
セルシア
シードロから生まれたハーブ
「みどりを "舌"で楽しむ」

採れたての旬の野菜。
自分が育てたものなら、そのおいしさはまた格別。


自分でハーブや野菜をつくる

野菜をつくる庭なんてないという場合は、ベランダでコンテナ栽培。
または、市民農園を借りるという方法もあります。

私の父親も、市民農園を借りて有機農法で野菜を作っていました。素人だから少しくらい形は悪いけれど、採れたての野菜はしっかり味があって、マヨネーズもソースもいりません。

「みどりを "肌"で感じる」

テレビでもたびたび紹介されていますが、
朝顔やゴーヤなどつる性の植物で、

「みどりのカーテン」を作ってみませんか?

植物の葉が太陽の光をさえぎり、また葉に含まれる水分の蒸散作用によって、温度を下げる効果があるそうです。

みどりの力を、肌で感じてみませんか?

みどりのカーテン
近くの団地内の小さな畑
「みどりを 通じて"仲間"をふやす」

会社の近くの団地の中に、小さな畑と朝顔のカーテンをみつけました。
団地の人たちの共用の場所なのでしょうか。

こういった場所に参加する、
みどりに関するボランティアに参加する。
親子で、友達同士でシードロを作って、いろんな場所に置く。

みどりを育てることを通して、会話が生まれる。仲間ができる。
人とみどりの輪が、どんどん広がる。

それが、「地みどり生活」です!

 


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