「みどりの妖怪シードロ」
「みどりの妖怪シードロ」は、NPOバースが「2005年 愛・地球博 地球市民村」への出展を記念して企画されたプログラムの中から生まれた妖怪です。
妖怪というからには、シードロって、わるいやつなの?
そう思ったかもしれません。でも…、
「妖怪」って、なんだろう?
辞書で調べると:
- 日常の経験や理解を超えた不思議な存在や現象。
- 自然の力に対する恐れや崇拝する気持ちのあらわれ。
- 怪物というよりは、神さまのような存在。
と出ています。
つまり、妖怪だからといって、悪さをするとはかぎらないんです。
それじゃ、シードロは、どんな妖怪なの?
どんな姿をしているの?
シードロを、見たことある人はいますか?
昔は、あちこちで見かけたものです。
山で、畑で、川で、木の上で、草むらのかげで、公園や学校、道ばたにいたものです。けれど最近は、めったに見かけなくなりました。
それは、なぜでしょう?
シードロは、みどりがだいすきです。みどりも、シードロがだいすきです。だから、シードロのいるところには、みどりがあふれていました。
けれど、このごろ、みどりのある場所はどんどんへっています。木は切りたおされ、山はさら地になり、きのうまで草が青々としげっていたところにマンションが建ちはじめる。
シードロは、どこへ行ってしまったのでしょう?
さあ、シードロのことを、もっと知りたいですか?
それでは、シードロのお話をはじめましょう。 |